manga | DISCOGRAPHY - ケバブジョンソン | KEBABJOHNSON

manga ジャケット

  • 1.漫画野郎

    だからそう言ってるんだって
    そこで聞こえる声が
    だらしなく続く長い昼過ぎに
    終わりを告げたんだ

    だからそう言ってるんだって
    まるでモーゼの様な
    瞬間がいつも頭の向こうで
    起こり続けてんだ

    だからそう言ってるんだって
    暗く寂しい夜の
    部屋ん中ひとりワッとなる時にも
    聞こえて来たんだ

    だからそう言ってるんだって
    やっと見つけた恋が
    散々な結果に終わったときにも
    聞こえて来たんだ

    僕の好きなあの歌も
    漫画のようだと
    君がいつも笑う

    だからそう言ってるんだって
    君の髪から出てる
    小川に乗ってどこまでも遠く
    泳いでいけるんだ

    だからそう言ってるんだって
    あのヒマラヤの空で
    第三の目が開いたとしたって
    関係ないんだ

    僕の好きなあの歌を
    漫画のようだと
    君がいつも笑う

    僕の歌をまた君が
    漫画のようだと
    コンガのように笑う

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  • 2.かっこいい自転車

    かっこいい自転車で
    君の端から端を訪ね
    やがて地球を百万周するだけの
    道を生み出すまで

    かっこいい自転車で かっこいい自転車で
    かっこいい自転車 俺のいい自転車


    かっこいい自転車で
    夜が明けたら次の町へ
    なつかしい歌声や見慣れた答えを
    ひき殺す速度で


    ※かっこいい自転車
     かっこいい自転車
     かっこいい自転車に乗って


    かっこいい自転車の
    上で寂しい夢を見たよ
    君が段々雨に溶けて流されて
    消える物語を

    かっこいい自転車で
    かっこいい自転車で
    かっこいい自転車
    おれのいい自転車


    かっこいい自転車に
    乗ってヒップな旅に出よう
    ロマンチックな歌を爆音でかけて
    走り続けるのさ

    かっこいい自転車で
    かっこいい自転車で
    かっこいい自転車
    おれのいい自転車

    ※繰り返し

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  • 3.座ってこぐ

    軽くくだを巻く 俺のマイクロフォン
    次第に汗は飛び散りミストのように
    溢れ出す俺の愛とつば
    浴び 果てる間際の声で叫べ
    ケバジョン ケバジョン てば ねえケバジョン
    何?
    響きは既に諸行無常
    夜明け間近にこぎだすペダルのように
    不安と期待の眼差しを背に
    サドルは高め ハンドルは低め
    弱り目 祟り目 辺りの目避け
    我々日に日に遊びに夢中
    だってほらそろそろ聞こえてくる頃
    なにげに足蹴にされた日々の音
    呼び覚まそう
    思い起こそうぜ
    あなたのそばに潜む黒い影
    ケバブジョンソン 依然逃走中

    やがて和を乱す 俺のマイクロフォン
    時空は既にはみ出しあちらの方へ
    流れ出す俺の愛とつば
    阿鼻叫喚のブラックホールに呑まれ
    消えるか 果てるか またも吐き出すか
    答えは風に舞い続けるか
    夜空を照らす大いなる銀河
    握るパドル 力込め辿る
    さあ漕ぎだそう 音の海原へ
    風を忘れた奴らのもとへ
    すすけたファンクに身を焦がす
    耳元でささやくのは恋のブルース
    なんだかんだした後は布団でグースカ
    うねりだす 夢の扉 ノックしてGOってか
    旅路の後に見る夢も旅
    ケバブジョンソン依然暴走中

    そしてオーラス
    物語もついにラスト
    遠い目をして思いを巡らす
    K E to da B A B
    思えば遠くに got to be
    はた迷惑なこの騒ぎにうごめく
    幾多の記憶はちとほろ苦く
    甘い香りと極上のコク
    よくよく見てみりゃその色深く
    白濁の悪魔に乗り込み
    行き着く先は そう神頼み
    あるいは君が僕であったのに
    終わらないDNAのハーモニー
    行くぞ 行くぞの大合唱
    若造に姉御みなご一緒
    「パライソさ 行くだよね?船長」
    もう 四の五の言わずに
    黙ってこぐ!

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  • 4.終わりの鐘と紅い部屋

    灰色が胸を張ってら
    緑色でかい面してら
    うなるようなはねるような
    夢ばかり見てる様な

    紅いフロア駆け回ってる
    あいつまた空を飛んでる
    お静かに 雨のように
    終わりだけ告げる鐘が

    声色を変えて飛んでく
    ミサイルが耳をつんざく
    ドライブをかけて鳴く
    ビニールの風に乗り

    前触れを知りたがってる
    あの娘また指を噛んでる
    お静かに 雨のように
    終わりだけ告げる鐘が

    ※甘い息をまぜて漂う
    長いメロディーが
    丸い光を床に投げて笑う

    でかいブロウの波が引いたら
    歌いだすスネアビートが
    替え歌のスキル抱く
    ペテン師に蹴りを入れ

    疒をそろって背負ってる
    旅人の夜の賛美歌
    お静かに 雨のように
    終わりだけ告げる鐘が

    甘い息をまぜて漂う
    長いメロディーが
    丸い光を床に投げて笑う

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  • 5.宇宙幽霊

    向かって右は太陽系
    軽やかに行こうぜ
    思い出すね あの辺で
    君に近づいて

    僕ら宇宙幽霊
    つらくもないよ

    フラリ浮かぶ二人綿毛のよう
    戻る場所もないし

    寄り添って 飛び散って
    踊り出すがいいさ

    僕ら宇宙幽霊
    つらくもないよ


    回り出す僕のかけらを拾い集め
    君は時計の中でひとり歌う

    ※私は待つわ
     片眼のバスが
     ループを過ぎて迎えに
     来るわ
     光が射せば さよならかしら
     降り立つ誰かの声が聞こえるかしら


    曲がって消える怪光線
    音のする方へ

    明後日へぬける穴発見
    行きたくもないぜ

    僕ら宇宙幽霊
    つらくもないよ

    フラリ浮かぶ二人綿毛のよう
    戻る場所もないし

    寄り添って 飛び散って
    踊り出すがいいさ

    僕ら宇宙幽霊
    つらくもないよ


    光り出す僕のかけらを拾い集め
    君は時計の中でひとり歌う

    ※私は待つわ
     片眼のバスが
     ループを過ぎて迎えに
     来るわ
     光が射せば さよならかしら
     降り立つ誰かの声が聞こえるかしら

    ※繰り返し

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  • 6.風のぬるい夜

    頭いてえな 散歩してえな
    午前二時過ぎ 風のぬるい夜は
    曲がりくねる細い道
    空を見上げる宿無し追い越して

    どこへ行こう どこでもいい
    午前二時過ぎ風のぬるい夜は

    漫画のように 走り出そうぜ
    午前二時過ぎ 風のぬるい夜は
    息を切らす長い冬
    汚れた河を左に見下ろして

    なんでもいい 歌いだそう
    真夜中過ぎの話はこだまを
    散らして もう すぐに 終わる

    ナイーブがなんだ スターブがどうした
    鍵をかけて 誰も入れない夜は
    思い返す悪い夢 
    いつかの顔も去らずに笑い出す

    もういいだろう 忘れ去ろう
    テレビは最後の言葉も言わずに消える

    投げ出してえな 逃げ出してえな
    寒いし 眠いし だるいし あちこち痛い
    ふくらんでは消えてゆく
    塞ぎの虫を横に追いやって

    どうしようか どうでもいい
    おはよう さよなら ありがとう ごめんね またね

    恋はリズム 弾むリズム
    あなたの言葉で今夜もどこかを歩く
    逃げ出しそうなこの夜を
    つかんでどこへも行かせはしないのさ

    腕を振ろう 少しだけ
    午前二時過ぎ風のぬるい夜は

    幸か不幸か 俺に聞くな
    見つめてごらんよ二人の鞄の中を
    余りものの優しさを
    残さず集めてもう一度朝を待つ

    なんでもいい 歌いだそう
    真夜中過ぎの話はこだまを
    散らして もう すぐに 終わる

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  • 7.ラジオの声が

    ラジオの声がするノックして入ればすぐに消えるの
    履き替えたブーツに合わせて彼女は形を変えるの
    はきなれたビートに合わせてただただ身体を揺らすの

    ラジオの声がするノックして入ればすぐに消えるの
    笑ってんのか 黙ってんのか 赤いコートはもういない

    ラジオの声がするノックして入ればすぐに消えるの
    ぱらついたランプをくぐって変わった映画を見に行こう
    緩やかなカーブを描いた意識をたどって見に行こう

    ラジオの声がするノックして入ればすぐに消えるの
    回ってんのか 止まってんのか あのレコードはもういない

    ラジオの声がするノックして入ればすぐに消えるの
    手慣れた調子で繰り返すいつもの話で眠りたい
    真夜中のシーツに潜って見つけたいつもの話で眠りたい

    ラジオの声がするノックして入ればすぐに消えるの
    回ってんのか 止まってんのか あのレコードはもういない

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  • 8.ティラノサウルスセックス

    また肩で風を切り裂いた
    僕はいつも君が好きで
    小さな飾りを縫い付けた
    僕は君が好きだ

    時計の針だけ眺めてた
    僕はいつも君が好きで
    公開の数を数えては
    今日も眠りついた

    賑やかな影を追いかけた
    僕はいつも君が好きで
    神様も全て連れ出した
    僕は君が好きだ

    頭の中では口づけた
    僕はいつも君が好きで
    恐竜の声でささやいた
    僕は君が好きだ

    ハロー 春になれば
    また君に会える
    あの曲がり角から
    聞こえるよ あの声が

    また肩で風を切り裂いた
    僕はいつも君が好きで
    恐竜の声でささやいた
    僕は君が好きだ

    優しい話を聞かせてよ
    僕はいつも君が好きで
    宇宙の話を聞かせよう
    僕は君が好きだ

    ハロー 春になれば
    また君に会える
    あの曲がり角から
    聞こえるよ あの声が

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  • 9.トーチソング

    足をのばしてGO
    流れる様な夜通り抜けて
    寝たふりのロンリネス
    触らぬように遠回りして

    気分はハイかロー
    からまって
    意味などないだろう
    黙ってて
    ただ僕ら

    浴びる様な愛を乞うだけ
    浴びる様な愛を乞うだけ

    湿り気残ってる
    小道を跳んで跳ねて歩く
    あの子は笑ってる
    靴音遠く高く響く

    灯りをともしてよ
    その声で
    日々を照らしてよ
    その声で
    ハレルヤ

    浴びる様な愛を乞うだけ
    浴びる様な愛を乞うだけ

    知るはずも無いだろう
    漂う様な毎日の事
    わかる訳無いだろう
    全てはもう向こう側の事

    灯りをともしてよ
    その声で
    日々を照らしてよ
    その声で
    ただ僕ら

    浴びる様な愛を乞うだけ
    浴びる様な愛を乞うだけ

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